こうの
平成21年1月5日
「無限庵」を出てからまた三島の町を歩きます。ふと路地に入ると「裏庭(うらば)」という看板発見。近づいてみますと焼き鳥屋さんですね。こんな路地にあるとは。ちょうど近所のおやじさんが声をかけてきたので、ついでにこのお店について尋ねてみました。開店は5時くらいからで、明け方近くまで営業するそうです。夜中からは近くのお店がはねてからいらっしゃる同業の方々でにぎわうらしいです。勿論一般の方もいらっしゃるので、今度の機会に入ってみましょう。
車ではなかなか気がつかないこうした発見は面白いです。
さて足はいつしか三島のランドマーク的存在、マークザタワーへでました。一階はマックスバリューというスーパーです。ここでトイレを拝借して通りへ戻ると、目の前にある居酒屋「こうの」が目にはいりました。久しく行ってませんでしたね。どうしようかな?なんて思ってましたが気がつくと入店してました!(笑)
基本は酒屋さんなんですが、その脇の細い通路をはいるとそこは居酒屋となっているのです。
ディープなお店です。
角打ちのお店と言ってもいいいかも知れません。
酒屋さんの方はシャッターが下りていたので、お休みかなと思ったら、ちゃんと居酒屋の看板が通りにでてました。しかしこの看板を見ただけでは、知らないひとはヒジョーに入りにくいかと思います。実際お客さんは地元のお父さんや、ご近所のお母さんたちがメインではないでしょうか?
小生は何回かは来ているのですが、忘れたころにやってくるので顔を覚えてくれてはいないかな・・・と思ったら初めてじゃないでしょ?とお店のお母さん。なんとなくでも覚えてくれていたんですね。このお母さんはちょっとした美人顔です。あ、それはまぁいいか・・・(^^ゞ
前回だったか前々回だたかここでお会いしたおじさんさんとは、修善寺のお店で再会したりした、そんな小さな出来事もあります。
さて焼酎のお茶割りとしらすおろしを頼み、しばしこうのタイムを過ごしましょう。
店内はカウンターと横長のテーブル席がある細長い作りで、以前はこのテーブル席の部分が小上がりになっていたのですが、このテーブル席の方が座りやすいですね。そして店内は綺麗とは言えません。ディープですから!
先にいらした近所のお母さんが出て行くとお客さんはだれもいなくなりました。
「さっきまでみんないたんだけどね。料理もこれから作ろうかと思って・・・」
カウンターにはいつも大皿にのったその日のメニューが数種類乗っているのですが、きょうはさげられた皿類が積まれてます。それを洗いながら話をしてくれ、小生はなんとなく聞き手にまわりながらお茶割りをいただきます。
「シャッターが下りているからお休みかと思いました。」
「酒屋の方は最近あまりやってないのよ。問屋さんがくるけど仕入れしてないし、品揃えも悪いからシャッターを下ろしてるの。」
「・・・そうなんですか。」
お母さんのしゃべり方はちゃきちゃきしてますが、なんかまったりします。ディープだから?
やがてぽんこから用事が済んだとの電話がはいり、そろそろお暇です。
帰りにカレンダーがいっぱいあるから持っていく?といわれ、2つほどいただいてきました。ひとつのは印刷屋さんが電話番号だかを間違ってしまい返品になったものを、100本くらいもらった物だそうです。ま、日付が違ってなければこちらとしては差し支えないですもんね。
外へ出ると三島の町の冬の日がすこうし翳り始めてます。
春はもう少し先ですね。。。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
初めまして。
たまに覗いている大場の住民です。
すみません、古い記事へのコメントで(^^ゞ
数年前から気になっていたこうのですが、今日、たった今、初めて行ってきました。
お母さんはイイ感じだし、肴は全て美味しいし、たまたま《鯉川》なんて良い酒もあって、最高の時間過ごせました。
投稿: horaboya | 2010/10/24 19:34
horaboya様、はじめまして。
コメント、ありがとうございます。
古い記事へのコメントでも、お気になさらないでください。
「こうの」、なんだかいいんですよね。
最高の時間が過ごせて、良かったです♪
さすが酒屋さんだけあって、美味しいお酒もありそうですね。
この店のお母さんのあの雰囲気も大好きです!
なんだかすぐにでも行きたくなっちゃいましたねぇ。。。(笑)
投稿: むー | 2010/10/24 20:59