2014/09/25

新蒲原 酒場 「岩科」が・・・

平成26年9月24日(水)

新蒲原の酒場「岩科」が、なんと!
お休み中です。

2月に伺った際、ご常連の方から近々ここも建て直すんだよ・・・と
耳打ちされました。
具体的な日程は不明でしたが、あれから半年以上。
もしかしたら・・・と思ってはいたのですが・・・。

この日は清水で泊まりがけでの所要があり、
ひっさびさの岩科入りを考えていました。
しかしふと、あのささやきが気になり、清水駅から電話をしてみると、
果たして今、なんとなんとの改築中でお休みとのこと!
あちゃ~ >_<

でも閉店でなくてよかった。
落成は来年3月頃とのこと。
ちょっと先の話ですが、楽しみに待っていましょう。

ただ、あの時代を感じるお店が好きだったんだけどなぁ。
まさに「昭和」だった。
かなり残念だけど、岩科さんにしてみれば限界を感じていたのでしょう。

新築後もコの字カウンターは再現されるそうです。
あの雰囲気をうまく引き継いだ形で、開店されることでしょう。

「岩科」関係の当ブログ記事↓

酒場いわしな (岩科酒店)
小春日和のひとり酒 その3 ~新蒲原 酒場 岩科~
吉原本町~新蒲原(酒場 岩科)

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2014/07/10

清水 「七福」  9年ぶり?!の再訪

平成26年7月2日(水)

豪華客船 「オーシャンドリーム」を見学後、
シャトルバスで清水駅へ移動。
商店街を新清水駅方面へぶらぶら歩きます。
七夕祭り直前で、飾りつけが半分ほど出来ていましたが、
通りに人は・・・いませんねぇ。ちょっと寂しい。

さて今日はどこへ行きましょうか?
「金の字」でモツカレーもありなんですが、何年ぶりかになる「七福」が気になります。
小生はたしか3回、妻は1回きています。

という訳で「七福」を探しますが、たしかここら辺・・・に店がない!
まさか閉店?
近くのお肉屋さんで聞くと、「すぐそこですよ。」
と店の前ままで出てきて指をさして教えていただきました。
が、しかし。あの赤ちょうちんがない!
時刻は5時を少しまわっています。
・・・おかしなぁ。つまと二人でうろうろ、うろうろ。
小生がかなり遠くまで探しにいっていると妻から、「あったよ~!」と携帯へ。
なんでもシャッターが下りていて、いま開いたところらしい。
それじゃ、分からなかったわけです!
同時におふたり連れ(男女)のご常連さんも入店したとのことで、
まだのれんも出ていない店内へ。
んー実に8,9年ぶりの入店です。
大将が忙しく開店準備中。なんでも遅刻したらしいですよ(笑)
炭火の準備がまづなされ、のれん、ちょうちんと準備がすすみます。

店内は相変わらずのすすけた壁やカウンター。
この雰囲気は、平塚の「柴善」に通づるところがありますね。
そういえば、「芝善」もすっかりご無沙汰してるなぁ・・・。

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とりあえづ呑みものを注文しておきます。われわれはビンビール。
焼き物は・・・「2本づつで・・・」と言いかけると、
「あ、4本づつになります。」と大将。
ああ、そういえばそんなルールもあったかな?なにしろ9年ぶりですから(^^ゞ
「あ、ではモツとタンで。」
「モツはたれ、タンは塩でいいですね?」
「はい!」
「あとフライはできますか?」
「ちょっとすぐには・・・」
という訳で、まづは以上です。

ややしてビールが到着。
焼き台では、お先のご常連さんの焼き鳥が焼かれてます。
1人前づつ焼いているので、ちょっと時間がかかりますね。
なんだかゆっくりした時間が流れているんです。
そうこうしてるうちに次々お客さんが入店していますよ。
どなたも御常連ですね。

ここで、煮込みがすぐできそうだったので追加!

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大根やこんにゃくなどは入ってなく、モツのみで白味噌仕立ての煮込みです。

我々の焼き物も1種類づつ届きます。
小ぶりなんで、ぺろりです。
ビールももう一本追加。

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本当はハスのフライとか食べたかったのですが、
まだまだ時間がかかりそうだったので、
この後を考えて、これにてお暇とします。
ちょっと残念でしたが、また来ましょう。
もう少し遅い時間に入店する方が、いいかもしれませんね。
4時に「金の字」。6時近くに「七福」なんてコースで。。。

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2013/04/25

清水で見つけた角打ち店!「柏屋酒店」

平成25年4月11日(木)

エスパルスド-ムプラザでウィンドウショッピングやら、
港の風に吹かれながら缶ビールを呑んだりして、
午後の時間をまったり過ごします。
いい時間になってきましたので、バスで清水駅へ。
無料のリムジンはありがたいですね。

バスは清水駅東口へ着きますが、ふたたび清水駅西口へ。
駅前のロータリーをそれとなく歩きますが、小生的に気を引くお店もないかなぁ(^^ゞ
最近できた高層マンションのテナントも、この時間は特に魅力がないですねぇ。。。
地下道をくぐって、再び清水銀座の入口へ行ってみました。
ん!おやおやおや・・・・・・・!!
なんでさっき気付かなかったのか?!

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おおお!これって「角打ち」じゃないですか!!
アドレナリン噴出!
心臓ばくばく!
足をもつれさせながら、早速の入店です・・・おし!

時刻は午後3時20分ころ。
「こ、こんにちは!!!」
右奥にレジがり、お店のおっかさんがお店番されてました。
「こ、ここで、呑めるん、です、、よねぇ。。。」はぁはぁはぁ。。。
「いいけど、生ビールとか準備は5時からだけど・・・」
「れ、冷蔵庫の、缶ビールでいいです!!けど・・・」
「うん、いいよぉ。」
やった!やった!!久々の角打ちだ!
静岡県内で、久々見つけました。

お店の感じは酒屋さんというより、お土産屋さんって雰囲気もありますが、
れっきとしたリーチイン(冷蔵ショーケース)には、ビールやお酒類が並んでします。

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角打ちの場合は発泡酒などは遠慮してもらい、ビールのみの販売になるそうです。
小生たちはサッポロのブタ缶(350ml:300円?)を選び、つまみを物色。
乾き物ばかり見ていましたが、おっかさんがレジ前にあるお惣菜をすすめてくれました。
お!春菊の炒め物(280円)。うまそう。これこれ!
んじゃま、カンパーイ♪
いいね。

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5時を過ぎると生ビールやら、熱燗やらワインコーナーとか、
さらにはおでんとか、様々なつまみなんかも登場するみたいですね。
テーブルの配置も変わるのでしょう。

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清水銀座側から見ると、野菜なんかも売ってます。

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酒類より、そっちが売れ筋なのかな?(笑)

基本午後5時からとのことですが、缶ビールでOKなら時間前でも呑めます♪
もういっぱい日本酒でも呑みたいところですが、ドリプラでもロング缶を呑んだし、
この後はメインの「酒場岩科」を予定しています。
仕方なく軽く〆ましたが、貴重な清水での角打ちでした。

清水、万歳\(^o^)/

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2013/04/23

清水銀座「こさむ」

平成25年4月11日(木)

妻と二人、何年振りかの清水です。
電車で駅に到着したのは、丁度お昼の12時。
清水駅前銀座のお店をのぞきながら、ドリームプラザまで散歩してみましょう。

商店街の名前に銀座とはつきますが、人通りはちょっと寂しいですね。
ま、これって清水に限りませんが。
そんな通りですが、ややも歩くと気になるお店を発見です!!
「こさむ」

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最近良く見かける、「昭和」をモチーフにしたお店。
こうしたお店は、それなりに外観や雰囲気は昭和なんですが、
メニューなどはフツーだったりします。
でもこのお店・・・

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揚げパンにソフト麺!
おかずもついて、ステンレスの食器に盛られてます。
ただし小生の時代はもっと安っぽいアルマイトでしたが(笑)
ちょっとそそられるので、寄っていきましょうか。
つーか、妻がしっかりソフト麺モードになっていたので(^^ゞ

お店は間口が二軒ほどあり、横長にカウンター(8席?)と右奥にテーブル席(4人)が
1卓のみ。
カウンター中央に座ります。
赤白帽も置かれていたり、メニューもわら半紙だったり、雰囲気造りに一役買ってます。

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カウンターの中ではまだお若い女性が2人で切り盛りしています。
夜は居酒屋さんになるようなので、スタッフも変わるかもしれませんが??

さて早速注文。
妻はソフト麺のミートソースがけ。
小生はソフト麺のもつカレーがけにしました。
あ、それに給食には牛乳ですね♪
でも・・・それは見あたらないなぁ。。。
もしあっても見えない見えない。
・・・仕方ないので(笑) 呑みものはビールにしましょう(爆)!
教室でビールなんて、言語道断!ってここはお店ですので・・・(^-^)

しばし後、給食は運ばれてきましたよぉ。
まづはミートソース。

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そしてもつカレー。

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ひっさしぶりのソフト麺は、おそらくあの時代より美味しくなっているんでしょうけど、
その懐かしい雰囲気はそのままですね。
ただ小生の時代は、カレーうどんとして供されていたような気がします。
おかずのサバのフライも粗めのパン粉でさっくり揚がっていて、美味しいです。
全体的に、当時の給食の味に比べると、けしからぬ出来上がり♪
これで500円なら大満足です。

実はこのメニューにはおまけがついていて、テストが受けられるんです。
小学校6年生くらいの問題で、音楽、理科、社会などから1つ選んで、受けられます。
食後にやってみましたが、このテスト用紙がすげー懐かしかったです。。

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この給食、木曜日のランチタイムのみの企画とのこと。
なかなか楽しめました。また来て見たいな(^^ゞ


ちなみに、このお店は近くにある「さむ」というお店の姉妹店みたいです。

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2012/11/27

小春日和のひとり酒 その3 ~新蒲原 酒場 岩科~

平成24年11月20日(火)

岳南鉄道の吉原駅に到着しました。
ここでJRに乗り換えですが、切符は岳南鉄道の出札口で買い求めます。
するとやはり、硬券の切符です。
JRに硬券切符で乗るなんて、なんかやっぱいいなぁ♪

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JR吉原駅から320円区間分、西へ向かいます。
メインイベントの目的地は新蒲原なんですが、所要がありちょい先の由比まで
まずは移動です。
車で来たことはありますが、由比駅は初めての下車です。
駅前の道を由比漁港にある漁協の直売所を目指して歩いていると、
古い町並み越しに富士山のてっぺんだけが見えました。

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探せばいい酒場もあるかもしれませんが、今日は用事だけすませ、
そそくさと新蒲原へと移動しました。
由比はまたいつかゆっくり来て見ましょうね。


さてさて、いよいよです。
新蒲原到着は午後4時より15分くらい前。
目的の「酒場 岩科」は午後4時開店なので、海方面へ散歩して時間をつぶします。
すぐ海に出られるのかと思ったら、国1バイパスが通っていて、歩行者はかなり迂回しないと、海へ出られないようですね。地下道でも作ってくれればいいのになぁ、
なんて勝手なことを思いながらも引き返しました。

開店前の岩科酒店の全景。
左側が酒屋さんで、右端のケッパコの辺りが居酒屋さんの入口です。

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ここも酒屋さんが経営する居酒屋さんって訳です。
しかも静岡東部方面ではあまり見かけなくなった、コの字形のカウンターが
いいんですよね。
ささ、暖簾も出たので入店しましょう。
この日は口開けの客でした。
お母さんとお兄さんが出迎えてくれます。あれ?お父さんがいませんね。
どうやらこの日は町か自治会かとにかく公的な用事で、お出掛けしているそうです。

小生はいつも妻と二人か、友人たちとお邪魔するのですが、今日は一人ですと伝え、
簡単な挨拶をしカウンターのはしっこから2番に腰掛て、キリンクラシックラガーを
お願いします。
正面に写っているのがメニューなんです。

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黒板に書き切れなくて、壁にまではみ出してます(笑)
大瓶ビールが390円。さすが酒屋さんのお店ですよね。

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ここにくると必ず頼むのが、イルカのすましです。この地方独特な食べ物で、
イルカの脂身の部分をさらしたものらしいです。
クジラでいえば、おばけ(さらしクジラ)ってとこでしょうか?
クセがありますが、酒の肴には最高だと思いますよ。

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呑みものも、焼酎に切りかえます。
受け皿つきのコップになみなみついでくれます。
これを氷入りの別のコップで割って呑む訳ですが、ご常連の方はお茶缶で割る方が
多いです。静岡割りって訳ですね♪
小生は最初に炭酸を頼み、お代わりでお茶にしました。

こちらはあなご焼き。

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つづいて海つぼ。

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お店も賑やかになってきましたね。
皆さん地元の方でそれぞれお知り合いってとこです。

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お店のお父さんがいないので、「なんだい今日は有給か?」なんてからかい気味
ながら、皆さん気にしています。
やっぱりお父さんがいないと、しっくりしないみたいですね。
お店の様子を気にして、途中お父さんから電話もあったみたいです。
営業自体はなんら問題はないんですが、やはりお父さんは心配みたいですね。

さてそろそろお暇しようかなという頃、やっと?お父さんもお帰りになりました。
無事お顔も拝見できましたので、そろばん使って勘定してもらい、
お店を後にしました。
気分良く酔えるお店です。

おしまい。。。

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2011/08/28

小料理 「京路」

平成23年8月24日(水)

「京路」という三島の芝本町の路地にあるお店へ行ってみようと、
仕事がちょっとひと段落ついたこの日、お疲れさんの意味も込めて妻と出かけてみました。

せっかくの外呑みなので、少し他のお店もへ巡って見ましょう。
まづは三島から熱海へ出ます。平和通りにある磯丸というリーズナブルなお寿司屋さんで、寿司をつまんでビールでカンパイ。
少しみやげ物屋さん街を見物してから、3時過ぎに東海道線で新蒲原へ。

「酒場岩科」。お気に入りの一軒です♪
いつもは1,2時間でお暇するのですが、この日はなんだか居心地良く4時間近くもお邪魔してしまいました。
三島広小路の高砂酒場がなくなり、末広や土屋といった酒場を発見しましたが、このお店もその一つ。
地元密着型なんですが、よそ者の小生たちも末席で楽しませていただいてます。。。

大分いい気持ちになって店を出ると、とっぷりと日は暮れ晩夏の風がほほをなでていきます。

かなり遠回りしましたがやっと三島へ戻ったので、本日の最終目的地「京路」へ向かいましょう。
このお店は『野良』さんのブログで紹介されていたお店で、純和風の風情ある外観からは高級な料亭を思わせます。
まったく情報がなければまず格子戸をくぐる勇気はなかったでしょう。
しかし良心的なお値段と優しい女将さんのお店と聞き、店構えにも誘われてどうしても訪問してみたくなり、やってきました。

さてそれでは格子戸をくぐり、初入店です。
カウンターにはお二人連れの方がいらっしゃるのみです。
その奥のカウンター席へついてあいさつを交わし、瓶ビールをたのみます。
お通しは万願寺唐辛子という京野菜の煮物でした。ご自分の菜園で作られるそうです。

さらに柳川鍋を頼み、お酒を1杯所望します。P1000192_2
お話し好きな女将さんとはすぐに打ち解けて、いろいろ伺うことができました。
そもそもこのお店はある方が「あなた(女将さん)にぴったりなお店があるから、やってみない?」と話をもってきたそうです。
このお店の佇まいと女将さんの雰囲気・・・・・・、確かにしっくりしていると思います。
なるほど、そういうことで始められたんですね。
ご出身地も妻の実家の近くだったりして、なんだか初めてのお店とは思えないくらい話がはずむ楽しい時間をすごしました。

ところでカウンターの反対は座敷になっていて、茶室としても使え、明日はお茶会があるそうです。
1日ずれていれば久々に茶の湯を楽しめたのですが、残念。

ホヤの塩辛と締めに稲庭うどんをいただきお暇しました。
いやー、野良さんのお蔭でいいお店と出会えました。感謝です。
しかし!今後は益々、三島での「はしご」の組み方に悩みそうですよ(笑)

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2010/01/11

新蒲原にて

平成22年1月6日(水)

昨年7月に駅前の「酒場いわしな」へお邪魔して以来の、新蒲原。今回は静岡へ行く途中に、やはり妻と二人での立ち寄りです。

ちょっとネットで調べたところ、昔の宿場町の雰囲気が色濃く残る旧東海道沿いには、見学もできる歴史的建造物が多々あるようです。せっかく時間的に余裕があるので、少し町を歩いてみました。
新蒲原に着いたのが、午後の1時45分ころ。早速駅の北側へでて旧東海道沿いに取り合えず東へ歩きます。
ところどころに江戸の頃からの旧家が目につきますが、そんな中、呑べぇの鼻をくすぐる看板発見。P1040163_4

「いるかのすまし」は去年の7月にいわしなさんで頂いた、ちょっとクセのある、それだけに好きな人にはたまらない酒肴の一品です。こんな風に町のお店で手に入るんですね。
そのまま東木戸という宿場の東側の入り口まで巡ってから、踵を返し、来た道をこんどは西木戸へ向けて歩きます。それで先ほどのすましの看板のところまで戻った時、よくよく見てみればそこは酒屋さんじゃありませんか!しかも店内には竹でできた縁台が置いてあります。
ん!!もしかして?むむむ!!!
おそるおそる(笑)引き戸を開けて店の中へ顔をいれて「こんにちは」と声をかけます。店のつきあたりのスチール机の隣に腰掛けていらしゃるお父さんがいますが、ご主人でしょうか?「はーい」と言いながら出てきた女将さんに
「あのーこちらはお店の中で呑んだりできますかぁ?」と伺ってみると、
「ええ、この辺のかまちにでも腰かけていいですけど。」と店の奥の方を指差します。
「ここでもいいですか?」と入り口にある縁台をさすと、「そこでもいいですよ。」とのこと。
やった!やはり角打ちが出来るんだ!
よくよくみれば奥のお父さんは、ご主人でなく角打ち中の地元の方です。プラスチックのコップに多分焼酎の水割りあたりをいれて、呑んでいられるようですね。
我々はリーチンから缶ビールをだして、120円の乾き物をひとついただきカンパイとなりました。

女将さんも地元のお父さんも気さくに話してくれて、いろいろなお話を聞けましたよ。
このお店、やはり以前はカウンターがあって、角打ちは普通にやられていたそうです。今日いらっしゃるお父さんはその頃から通っているんでしょうね。
町の話として、桜えびというと隣の由比が有名だけど、ここも同じ魚協で桜えび漁が盛んだとのこと。富士川の河川敷は時期になると桜えび干しが行われるそうです。ピンク色に染まった河川敷を見てみたいですね。

こんなお話を聞きながら、町の散策の途中で、お茶でなくおちゃけで一服♪
いやぁ、何気に見つけたお店で角打ち出来るなんて、うれしい誤算でした。
さらに帰るときには、奥の部屋にいたおばあさんから、小袋入りのおせんべいまで頂いちゃいました。いいなぁ、こういうの・・・。


さて、さらに町探検は続きます。
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酒屋さんで聞いた、裏手の山の中腹にある「さくらつりばし」までハイキングし、その後見学できる旧家を2,3見て、最後は西木戸までぶらぶらしました。
これで蒲原の宿場町を東から西まで歩いたことになります。

出合った町の方たちは皆愛想がよく、いろいろお話ししてくれました。なんだか遠くに旅行へ来たみたいな気持ちにさせられ、いい町だなぁ・・・と思うのでした。

(写真は旧家を利用した「お休み処」で、お茶も出来ますが見学だけでも可。)


新蒲原駅前へ戻ったのは4時を少しまわったころ。そしていよいよ「酒場いわしな」へ半年振り2度目の入店となりました。
古き良きお店の雰囲気は、まったくいいですね。
この日も美味しいお酒に酔ったのは言うまでもありません♪

また機会を作って、尋ねてきたいですね。。。

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2009/08/24

酒場いわしな (岩科酒店)

平成21年7月8日(水)

静岡の夜を楽しんだ翌日、帰りがてらながらのチャンスで立ち寄ったお店です。
ここはかなり前、某お奉行様のホームページ(今は閉鎖され、ブログに移行した様子です)にて知ったお店なのですが、なかなか来れずにいました。しかしやっとのめぐり合わせです。

開店が4時ころということで、それにあわせての4時過ぎ。
新蒲原駅を南へ出てすぐ右手にそのお店はありました。酒屋さんが経営する居酒屋さんです。
風情のある暖簾がさがった入り口を入ると、コの字のカウンターと右手にテーブル席が3ヶ所。
既に何人かの常連さんたちがいっぱいやってます。我々は入って右側の一番奥のカウンターへ陣取ります。
さて瓶ビールからいきましょうね。
酒屋さんらしく、種類は何種類かあるのですが、キリンをお願いしました。
常連の方たちは、やはりビールや、焼酎のコップ酒をお茶などで割って呑んでいるようです。
ホワイトボードに書かれたつまみのメニューに目をやると、なるほど安くて魅力的なメニューが書ききれないくらいに書かれてます。事実壁にまではみでて書かれていますよ(笑)
んー、でもお刺身からかなぁ。マグロと太刀魚をお願いします。
奥の一角でおとうさんが作ってくれます。そのうち息子さんや、おかあさんも登場してきました。
メニューの中に見慣れないものを発見。
「イルカのすまし」
これってどういうのですか?と尋ねると、向かいの席にいらした常連の方が、教えてくれます。
「イルカのさ、脂のところをさ・・・んー干したっていうか・・・クセがあるんだよ。」
ま、いいや百聞は一見にしかず、頼んで見ましょう♪
すかさず出てきたそれは、さらしクジラ様のものです。オバケっていわれてましたっけ?映画の居酒屋ゆうれいの中でもでてきた、あれです。クジラもイルカも同じ仲間でしょうから、同様の食べ方のものもあるんでしょうね。
さて味はというと確かに結構クセがある味です。特有のにおいがまず鼻を抜けて、イルカの脂の甘みが追っかけてきます。塩をかけて食べるよと常連さんが言ってましたが、塩味はきいているのでそのままでいけました。イルカ煮でたべるより、イルカの味が強調されています。好き嫌いがはっきり分かれると思いますが、2口3口食べ進むと味になれると言った感じで、焼酎や日本酒が進んじゃいそうです。
という訳で小生は焼酎の水割りに切り替えます。
受け皿の上のコップにこぼし気味にいれてくれ、別の氷入りのコップに水をつけてくれます。これ今は無き三島の「高砂」や平塚の「柴善」と同じ出し方で、小生も大好きなスタイルです。

そのあとは牛刺し。それに小さなタナゴみたいな魚の干したもを、かるく焙った・・・名前は失念。これすごく美味しかった!しかも一皿100円で、最安値。
しかしここのメニューはどれもこれも食べてみたいですね。

向かいの方はお話好きで、時々我々にも話かけてくれます。
やはりどうしてココへ来たのかとか、どこからかとか、いろいろと。
初めて入った地元の方御用達のお店でも、こういう方がいてなんとなく輪の中に入れてくれると楽しいものです。お店の方たちも口数は少ない感じですが、親切に対応してくれます。
常連のお客様も次々やってきて、そろそろ満席かな?

1時間ちょっと滞在して、お暇としましたが、帰り際「また来なよね!」と常連の方が声をかけてくれます。
勿論ですよ!!

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角屋 

平成21年7月7日(火)

今年初めの静岡ツアーで、おでん屋さんを経巡っていたとき、偶然見つけたお店があります。
昼間だったので、まだ営業はしていませんでしたが、窓ごしに中を覗くとなんとも良い感じが漂ってきてます。
大きなL字のカウンターと左手に小上がりあり、清潔そうな店内からは今にも良いにおいがしてきそう。
その日はもう静岡を後にしなくてはならないので、よし!次回はこの店メインでいってみよう♪と密かに誓ったのです(笑)

結婚記念日と小生の誕生日ということで、妻と二人、また静岡へ遊びにやってきました。
今夜のホテルのチェックインを済ませて、はやる気持ちを抑えて「角屋」へ向かいます。
場所は常盤公園の南西くらいの位置でしょうか。公園を通り過ぎ、お店の前へ!
電気を灯した看板に心もうきうきです♪
左右に2箇所暖簾がかかってますが、左側の引き戸から入店してみました。
カウンターには子連れの3人家族と、2,3人のサラリーマン、一人客の男性といった入り具合です。
すぐに店主らしき方が、冷房の良くきく場所と、そうでない場所はどちらがいいかと尋ねられます。
あまり寒いのもいやなので、きかない方をお願いすると、右側の入り口との間あたりのカウンター席をすすめてくれました。お隣に一人の方がいらっしゃいます。
お邪魔しますと二人で席に着き、まづは例によって瓶ビールからいきましょう。
ほぼ目の前が揚げ場で、カウンターの上には小ぶりのバットがおかれ、串揚げはここに運ばれるようです。
ソースは四角い各ポッドにいれてあり、二度漬け禁止の貼り紙もあり、関西風のスタイルです。
はやる気持ちを抑えつつ、串揚げから行きましょう。
目の前であがった串揚げをこれまた目の前のバットにおかれます。それをすかさずソースにつけてあんぐりいきます。あぢあぢ、ですよ!
焼鳥も数種類頼みます。おでんもいきましょうね。
飲み物も妻はビールですが、小生はホッピーに切り替えます。
しかし他の方のをみると氷入りなので、氷なしでお願いしました。ホッピーにはやはり氷なしがいいですよね。

さてそのうちお隣にいた一人客の男性とも会話がはずみ、店主のかたも時々加わり楽しい時間となります。
どうして我々がココへ来たかの話やら、静岡の飲み屋情報だとか、あとは・・・いろいろです(^^ゞ
お店は奥さんと店主のお母さん?と3人で切り盛りしていましたが、客あしらいも良く、やはり良いお店でした。
ちなみにもう一店舗「大和店」もあります。カネボウ通り沿いとのことです。

静岡へきたら、今後は絶対はずせないお店ですね!!

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2005/11/05

静岡ふたたび(その2)

平成17年11月1日

さて静岡鉄道で新静岡へ戻ってきました。
すぐ北側に地酒が呑める居酒屋さんがあるそうなので、そこへ行ってみましょう。確かな位置は今いち分かってないのですが、店名も確認しているので歩いてみましょう。
新清水駅を出ると目の前にでっかい看板に「大村バー」の文字が。2月にこのお店は静岡東映隣りの方で確認していて、入ろうかどうしようか迷ったお店です。それの支店なんでしょうか。バーとはありますが、居酒屋さんですね。


おい川

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さて犬ならぬ、
「のんべぇ歩けば酒場にあたる・・・」
この言いえて妙な格言?は、「七福」でも実証済みです(笑)
のんべぇ太郎氏もたまにはうまい事を言うものです(爆)!

という訳で、程なく目的のお店「おい川」は見つかりました。
綺麗な造りですね。ちょっとした小料理屋さんにも見えますが、赤提灯が居酒屋であることを主張しているのかな?(笑)
「こんばんは」と入ると右手にカウンターがあり、7、8人は座れます。奥には座敷があるようです。入ってすぐくらいのカウンターへ陣取ると、目の前には職人っぽいですが、優しい感じの大将が白衣で迎えてくれます。
カウンターの前には日本酒がずらりと和紙に書かれてます。上をみるとこれまた和紙にメニューが書かれてます。日本酒を選ぶまで、まづはビールでしのぎましょう。それにぽんこはビールしか呑めませんから・・・!

お通しは糸こんにゃくの炒め煮?さらにつまみに、銀だべらと言うものと豆腐とねぎとろの中鉢を頼みます。銀だべらとは小さな魚でこのあたりでとれるそうです。それを開いて干したものなんですね。だべらっていうと思い出したのは、尾道の名物の「でべら」です(笑) 確か小さなカレイを干したもので、よーく叩いてから軽く焼いて食べた・・・とおもうのですが、これはカレイではなく。銀だべらだそうです(^^; しかもこれ、目の前の大将が釣ってきたものだそうですよ。まさしく自家製なんですね。

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さて日本酒は・・・杉錦の純米吟醸にしてみましょう。ワンショットということで、ワイングラスででてきました。
最近は静岡の日本酒に接する機会が多いですが、これは割りに呑みやすく、これだって特徴はないかな??個人的にはもっと個性あるお酒がすきです。
別の人に聞いた話ですが、地酒とは言っても米は山田錦が多く、酵母もそれにあわせたもの。水はさすがに地元ですが、それゆえ個性が出にくくなっているそうです。勿論それが全てではありませんが、地元の米とそれに合わせた酵母。それらがあって、本当の地酒と言えるものが出来ると言えるのかも・・・。ま、これは複雑な事情を知らない素人の意見であり、分かっててもなかなか難しいらしいです・・・(^^;

お勘定を頼むと味噌汁が出てきました。嬉しいサービスですね。また地酒を探りに、ここへ来てみたいです。


なごや

どうやら足は青葉おでん街へ向かっていたようです。
昼間会った大石さん一行は、ここの「なごや」も取材すると言ってましたが、まだいるかな?
んーさすがにこの時間ではいませんね。しかしせっかくですからちょっとつまんでいきましょうか。
ここは好みで味噌だれをかけていただくようです。味噌、なごや・・・そうか、名古屋出身のお母さんなのかな??
ちなみに、このおでん街では筋向いの「愛ちゃん」へは2月に行ってます。そういえばその時も、某コーヒーメーカーの社長さんご一行とも知り合い、楽しい夜を過ごしたのです。


さてさて今宵も大分いい気分です。
本当はもう一軒、「かんてき酒場」へも行きたかったのですが、諸事情で次回持ち越しです。

静岡・清水は実に楽しめますね♪毎週来ちゃおうかな(爆)!

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